享保年間に生きた庄屋・日下村長右衛門の365日を辿る~河内の村の歴史を紐解く日記の世界~

享保年間の庄屋・日下村長右衛門とは?

『日下村長右衛門日々多忙 享保(290年前)年間の庄屋日記からよみとく河内の村と庄屋』(著:浜田昭子)は、江戸時代中期の享保年間に実際に記された庄屋の日記をもとに、当時の村人たちの暮らしや庄屋の役割を詳しく探る歴史書です。

庄屋とは、江戸時代における農村のリーダーであり、村の税の徴収や行政、裁判の補助など幅広い責務を持ちました。日下村長右衛門は、その中でも特に忙しく、細かい記録を残したことで知られています。


日記から見える河内の村の一年

日下村長右衛門の日記には、村の農作業のスケジュール、祭礼や季節行事、村の紛争や裁判の様子、さらには天候や年貢の収穫状況まで、まさに村の「生きた歴史」が詰まっています。

これらの記録からは、当時の村人たちの共同体意識や生活の知恵、また庄屋が地域においてどれほど重要な存在であったかがひしひしと伝わってきます。


研究者・一般読者ともに価値ある資料

浜田昭子氏の丹念な注釈と解説により、日記は単なる個人の記録を超え、江戸時代の地域社会の縮図として浮かび上がります。歴史好きはもちろん、地域文化や人間関係の変遷に興味のある方にも大いにおすすめできる一冊です。

ぜひ、本書を手に取り、約290年前の河内の村に生きた人々の息づかいを感じてみてください。


商品概要

発売日:2020年03月 商品ID:5909060 ジャンル:DOMESTICBOOKS フォーマット:Book 構成数:1 レーベル:星雲社 アーティスト:浜田昭子 アーティスト名:(ハマダアキコ) タイトル:日下村長右衛門日々多忙享保(290年前)年間の庄屋日記からよみとく河内の村と庄屋 タイトル略:日々多忙(290年前)… タイトル原題:日々多忙("同上"290年前) タイトルカナ:クサカムラチヨウエモンヒビタボウキヨウホウネンカンノシヨウヤニツキカラヨミトクカワチノムラトシヨウヤ