忘れ去られたCPUの黒歴史—IntelとAMDの知られざる失敗作

忘れ去られたCPUの黒歴史—IntelとAMDの知られざる失敗作

はじめに

コンピュータの進化を支えてきたCPU。しかし、その歴史には成功だけでなく、失敗も数多く存在する。本記事では、IntelとAMDが過去に開発したものの、市場から消え去ったCPUたちの黒歴史を紐解く。

Intelの失敗作

Timna

統合型CPUとして開発されたが、チップセットのバグにより商品化されずに消えた。

iAPX 432

20年早すぎた革新的な設計が仇となり、低性能で市場に受け入れられなかった。

Prescott

先進的な設計を持ちながらも、消費電力の高さが問題となり、期待された性能を発揮できなかった。

AMDの失敗作

K6-III

巨大チップによる歩留まりの悪化が原因で、改善される前に時代遅れとなった。

初代Phenom

高すぎる消費電力とバグが重なり、市場での評価を落とした。

まとめ

技術革新の裏には、数々の試行錯誤がある。IntelやAMDの失敗作は、未来のCPU開発にとって貴重な教訓となるだろう。


CPUの黒歴史 Intel/AMDが長い間忘れていた失敗作たち

本書情報

ISBN:978-404-886-771-9 著者:大原雄介 出版社:アスキー・メディアワークス 発行年月:2012年07月 本のサイズ:135ページ、19cm ページ情報: 書籍名:コンピュータ≫ハードウェア・自作[パーツ] 相似書籍: ワスレサラレタシ ピ ユ クロレキ シインテル エ エムデイ ガフリカ エリタク ナイシツ パイサク タチ

登録日:2013/04/03